【Centos7】RaspberryPiでWebサーバーを立てる
今回からRaspberryPiを使ってWebサーバーを立てるためのやり方を説明していきます。このブログではWebサーバーを構築するところから独自ドメインの取得、最終的にはSSL接続までできるようにします。このブログでは初心者にもわかりやすく解説していきます。
このページは目次ページなので下の目次を1から順にやっていきましょう!
〇使うシステムの概要
- ハードウェア / RaspberryPi3b+
- OS / Centos7.9.2009
- Webサーバーソフト / Apache2.4.6
〇費用(2022年7月時点)
- RaspberryPi3b+ (税込み5800円)
- SDカード32GB (税込み1582円)
- RaspberryPi用電源 (税込み1280円)
- ドメイン費用1年 (1円)
〇目標
- ラズパイでWebサーバーをたてる。
- 独自ドメインを取得する。
- SSL通信に対応させてどの端末でもアクセスできるようにする。
〇目次
〇番外編
〇【予備知識①】Centos
Powered By CentOS
今回使うOSは「Centos」でLinuxの一つです。正式名称は「Community ENTerprise(企業) Operating System」で、名前の通り企業のサーバー構築を主な目的としたOSです。ただ、Centosはとても安定しており、普段使いのPCや初心者の利用にも適しています。今回使うバージョンである7.9.2009は2020年11月12日にリリースされました。
特徴
1.日本人の利用者が多い
日本人の利用者が多いいことは大きなメリットです。特に初心者からしたらとても助かると思います。ネットで検索すると日本語の情報を手に入れやすいです。
2.安定している
先ほどもこの事を紹介しましたがCentosはとても安定してます。同じバージョン内で大きなアップデートを行わず、元のバージョンとの互換性を維持します。
3.無料で利用できる
RHELという1年で10万円以上するOSのソースコードを元に作られています。
〇【予備知識②】Apache
今回使うWebサーバーは「Apache」です。正式名称は「Apache HTTP Server」です。高い性能と優れた動作性を兼ね備えている上に、無料で利用できるため、企業や個人問わず全世界的に人気があります。ApacheのほかにはnginxやIISがあります。
特徴
1.OSを選ばない
Apacheは今回使うLinuxだけでなくWindowsやMacでも不具合なく動作します。
2.モジュールを使って基本機能を拡張できる
Apacheにはモジュールと呼ばれる拡張機能が100個以上用意してあります。例えば第5回では「ssl_mod」というSSL通信に対応させるモジュールを使用します。
3.処理速度が速い
動的コンテンツや規模の大きいサイトでもスムーズで快適な動作を実現しやすいのもApacheの特徴の1つです。
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