【目次】RaspberryPiを使ってWebサーバーを立てる

2022年3月22日火曜日

webサーバー

 【Centos7】RaspberryPiでWebサーバーを立てる



 今回からRaspberryPiを使ってWebサーバーを立てるためのやり方を説明していきます。このブログではWebサーバーを構築するところから独自ドメインの取得、最終的にはSSL接続までできるようにします。このブログでは初心者にもわかりやすく解説していきます。
 このページは目次ページなので下の目次を1から順にやっていきましょう!

 〇使うシステムの概要


  1. ハードウェア / RaspberryPi3b+
  2. OS / Centos7.9.2009
  3. Webサーバーソフト / Apache2.4.6

 〇費用(2022年7月時点)

  1. RaspberryPi3b+ (税込み5800円)
  2. SDカード32GB (税込み1582円)
  3. RaspberryPi用電源 (税込み1280円)
  4. ドメイン費用1年 (1円)

 〇目標

  1. ラズパイでWebサーバーをたてる。
  2. 独自ドメインを取得する。
  3. SSL通信に対応させてどの端末でもアクセスできるようにする。 

 〇目次

 〇番外編


 〇【予備知識①】Centos

Powered By CentOS

 今回使うOSは「Centos」でLinuxの一つです。正式名称は「Community ENTerprise(企業) Operating System」で、名前の通り企業のサーバー構築を主な目的としたOSです。ただ、Centosはとても安定しており、普段使いのPCや初心者の利用にも適しています。今回使うバージョンである7.9.2009は2020年11月12日にリリースされました。

特徴

1.日本人の利用者が多い

 日本人の利用者が多いいことは大きなメリットです。特に初心者からしたらとても助かると思います。ネットで検索すると日本語の情報を手に入れやすいです。

2.安定している

 先ほどもこの事を紹介しましたがCentosはとても安定してます。同じバージョン内で大きなアップデートを行わず、元のバージョンとの互換性を維持します。

3.無料で利用できる

 RHELという1年で10万円以上するOSのソースコードを元に作られています。

 〇【予備知識②】Apache

 今回使うWebサーバーは「Apache」です。正式名称は「Apache HTTP Server」です。高い性能と優れた動作性を兼ね備えている上に、無料で利用できるため、企業や個人問わず全世界的に人気があります。ApacheのほかにはnginxやIISがあります。

特徴

1.OSを選ばない

 Apacheは今回使うLinuxだけでなくWindowsやMacでも不具合なく動作します。

2.モジュールを使って基本機能を拡張できる

 Apacheにはモジュールと呼ばれる拡張機能が100個以上用意してあります。例えば第5回では「ssl_mod」というSSL通信に対応させるモジュールを使用します。

3.処理速度が速い

 動的コンテンツや規模の大きいサイトでもスムーズで快適な動作を実現しやすいのもApacheの特徴の1つです。

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大学3年。小学のころから電子工作が好きです。現在はIoTデバイスの制作やドローンの制作などをしています。

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