パーミッションの確認・設定方法
今回はCentosを含むLinuxでよく使うコマンドである「lsコマンド」と「chmodコマンド」、「chown」を紹介します。パーミッションとは「アクセス権」のことです。
〇目次
- lsコマンド
- chmodコマンド
- chownコマンド
1.lsコマンド
まずはlsコマンドです。lsコマンドは下にある通り、ファイルやディレクトリ(フォルダ)の情報を表示します。
①のシンボリックリンクとはWindowsで言うショートカットだと思ってください。下で説明しますが、②、③、④それぞれのアクセス権を変更するのに「chmodコマンド」を使用します。そして、⑥、⑦の所有者・所有グループを変更するのに「chown」コマンドを使用します。
2.chmodコマンド
上でも説明した通り、chmodはファイルやディレクトリのアクセス権を変更するコマンドです。
パーミッションの設定方法は以下のように記します。
例1 ) 「index.html」というファイルを
所有者は読み取り(r)、書き込み(w)、実行(x)可能、
グリープは読み取り、実行可能、
その他は実行のみ可能 にしたい場合
# chmod 751 index.html
3.chownコマンド
chmodはアクセス権を変更するコマンドだったのに対し、chownはファイルやディレクトリの所有権を変更するコマンドです。
例2 ) 「index.html」というファイルの所有者をrootに変更する場合
# chown root index.html
例3 ) 「index.html」というファイルの所有グループをrootに変更する場合
# chown :root index.html
例4 ) 「index.html」というファイルの所有者・所有グループをrootに変更する場合
# chown root:root index.html
変更した結果は最初に説明した「ls -l ファイル名」で確認できます。
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